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中年に 文字を教えて 再生し [映画観想だ]

この時代になってもアフリカの地域では紛争と貧困で勉強できず読み書きが出来ない子供たち
がいるが 移民でもないアメリカ人の中にも読み書きができない人がいて その中年男に文字を
教えて 男は再生し大成功する という物語

◎ 「アイリスへの手紙」 ロバート・デ・ニーロ  ジェーン・フォンダ
 8カ月前に病気で夫を亡くしたアイリスは製菓会社の工場に勤めている ある日帰りのバスの
 中でバッグを盗まれ追いかけ奪い返そうとするが逆に倒されてしまう バスに同情していた男
 も一緒に追いかけてくれたが 結局逃げられてしまう その男は同じ製菓会社の社員の食堂
 の調理場で働いているといいアイリーの自宅まで送ってくれる それから食堂で会ったり ラ
 ンドリーで出会ったりして少し親しくなったその中年男はコックと名乗った
 ある日アイリーは気分が悪くなり調理場に行って 鎮痛剤が欲しいというがコックは全然違う
 薬ばかりを出す そこでアイリスはコックが文字が読めないことに気がつく その時コックの
 上司が調理の材料を横流ししただろうとコックに嫌疑をかけるのを見て アイリスはコックでは
 ない アイリスは読み書きが出来ないのだから出来る筈がないと上司に言う それで嫌疑は
 晴れたのだが翌日コックは文字を読めなくては材料を間違う恐れがあるからと解雇されてしま
 う 老人の父親を抱えているコックは日雇い労働をして何とか稼ぐが 仕事にありつけない日も
 ありアパートを追い出され仕方なく父親を施設に預けるが しばらくして父親は亡くなってしまう
 それから職探しを続けるが読み書きができないことが致命的なネックになって希望する職種に
 就職できない
 コックは文字を覚えることを決意し以前に文字を勉強するように勧めてくれたアイリスに文字を
 教えてくれるように頼みアイリスも了承し アイリスの自宅でABCから習い始める 復習して
 くるようにと厳しくアイリスに言われコックは勉強しに行かなくなる アイリスがコックの自宅を
 訪れるコック児童製菓機を作っていて その性能を見てアイリスは吃驚 2社が見学に来たと
 いう 再びコックの勉強が始まり途中で仲違いして来なくなったりを繰り返すが 確実にコック
 は文字の読み書きを覚えていき ある日アイリスが渡したメモのような手紙を読むことができ
 た それからは上達が早くどんな本でも読めるように 二人には愛が芽生えセックスもするよ
 うになる 
 暫らくしてコックはデトロイトの会社から技術力を買われて正社員として採用され アイリス一家
 親の不明な子供を産んだばかりの娘と5才の男の子と別れ デトロイトに旅立つ 数ヶ月経った
 ある日 コックが車で帰ってきて 社長とも上手く行っていて昇進した 古い家をアイリス一家の
 ために購入したから来ないか と実質的なプロポーズをする コックを愛していたアイリスは申し
 入れを受け入れ結婚し デトロイトで暮らすようになった

というお話 コックの父親は行商人でアメリカ中を旅していて 夜はコック相手にカードを朝方まで
やっていて 学校を転校ばかりしている上に寝不足で 学校は睡眠を取る場所で勉強などする暇
がまるでなかったようだ  タイトルはアイリスへの手紙 だが アイリスからの手紙 が正しい
題名ではないのだろうか
私は人間の一生は定められた運命だと思っているが 神仏は信じていないので 運命は地球を
作った宇宙の神秘だと思います
 
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