銀行は　もともと薄いの　倫理観：世相を読む・KOBA風に：SSブログ

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銀行は　もともと薄いの　倫理観　[ニュース・記事] [編集]

毎日新聞によると
倫理度：邦銀は下位　クラスター融資など判定
軍縮や環境、人権に配慮する「倫理的投融資」を金融機関に求める考えが欧州で広がる中、オランダの非政府組織（ＮＧＯ）が、世界の大手４５金融機関の「倫理度」を数値化した。その結果、日本の主要３グループは欧州の先進的金融機関の半分以下だった。不発弾が市民を殺傷するクラスター爆弾の製造企業への融資や環境保護への取り組みの甘さが批判されている。
調査は、オランダのＮＧＯ「バンク・トラック」が三菱ＵＦＪ、みずほ、三井住友の３フィナンシャルグループを含む世界の主要金融機関を対象に実施。農林水産や軍事など７産業分野での融資姿勢や気候変動、環境保護などへの取り組み方など計１８項目について、国際法や国際基準を基に「政策を全く持たない」から「現代の最高基準」まで０～４点で評価した。
それを基に毎日新聞が集計したところ、１８項目の合計で、ラボバンク（オランダ）３１以上▽ＨＳＢＣ（英国）２７▽ＩＮＧ（オランダ）２５▽フォルティス（ベルギー）２１▽ＫＢＣ（同）１９－－など欧州勢が上位を占めた。日本の３グループは１２～１３、米は５～１８だった。
上位の欧州金融機関は、軍需産業や人権侵害、環境汚染などを行う企業への投融資自粛で詳細な基準を策定したことが高く評価された。日本の３グループは「環境に優しいと主張する融資の基準が不明確」「軍需産業への投融資基準が未公開」などと批判されている。
日本の３グループは「過去１～２年、融資への社会の目が厳しくなり、融資基準の厳格化を進めている」と話す。一方、同ＮＧＯは「市民にわかりやすいよう数値化した。結果を基に全金融機関と論議もしている」としている。
という記事である

日本の企業はもともと倫理観は薄い
コンプライアンスが叫ばれ始めたのは
アメリカがコンプライアンスを重視した企業が不祥事を起こしても
刑を軽くする　という制度を見よう見まねで　始めたばかり
”個人情報保護法”　も運用でアアダ　コウダ　と言われているが
元はといえば　ＥＵから　”個人情報も守れない国と　貿易はできない”
と脅かされて　ＥＵが定めている　最低基準を真似て慌てて作っただけ
ＥＵからは　更なる厳格な基準を求められている　有様
それを官僚が自分たちに都合の良いように解釈して
国民を騙しているだけなのだ
つまり日本国として　独自に魂込めた　倫理観に基づく法律は無い

ましてや日本の銀行に　倫理観などさらさらない
”儲けさえすればいいのだ”　これが　銀行の経営理念だ
企業が資金調達の方法を　銀行からの借り入れから
増資による　市場からの調達に切り替えたため
銀行は資金がダブついて行き場を失っていた
そして目を付けたのが　”不動産業”　
市場から資金調達できるほどの規模の会社は少ない
しかし事業運営には多額の資金がいる
銀行は　見境無く　無節操に　互いに競争して
不動産会社に貸付を行った
不動産会社も潤沢な資金で　土地を買い　マンションを建て　販売した
土地価格は急激に上昇し　景気が良くなった　が　実態がない
膨大なお金だけが流通している経済　”バブル経済”　である
銀行が作り出した　バブル経済なのだ
ここに倫理観など　まるでない　儲けさえすればいい　これだけだ
余りにも調子こいて　”景気が良い　世界は日本の経営方法を見習え　日本語を世界語に”
なんて騒ぐものだから　アメリカが　”お灸を据えてやる”　とはがりに
”市中に出回る通貨の総量を規制しろ”　とおせっかいを出した
一発で　バブルは弾け　以後　日本は１０年以上　後始末に苦しむことになり
いまだに　完全にはその影響から脱皮できていない

これと同じ事を　アメリカの金融機関がやった
”サブプライムローン”　である
一部投資家と金融機関の無節操な投機が
石油や食料の高騰を招いている
そして世界中の弱者を虐め　殺している
人間の欲望が　他の人間を苦しめ殺している
こんな動物は　人間以外に無い