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自らの 命捨てても 赤ちゃんを [映画観想だ]

残念なことに男で最悪の夫であった私には女性が妊娠したり出産する喜びは分からない
二人の子供の出産には立ち会わず病室で待っていた おかげで子供は男と3つ違いの女
の子はだらしない男親にも関わらずすくすくと育ったが 今でも当然 私にはなつかない

◎ 「余命」 松雪泰子  椎名桔平  原作:吉村志穂
 結婚して10年になる外科医の滴は自分の妊娠に気が付き嬉しさが込み上げるが夫にも
 周囲にも恥ずかしくて告げられなかった 滴は5年前に乳癌で左の乳房を摘出していて
 妊娠して暫くして体の異変に気付き真夜中に勤める病院ので自分で機械を操作して左
 胸を調べると小さな癌細胞が見つかった 自分の診断では余命は2年長くて3年と診断し
 た早期なので手術しすれば助かるが お腹にいる赤ちゃんのためには危険だ 悩んで自分
 の命よりも赤ちゃんの命を選択した 夫の良助は医師の資格を持ち病院に勤めていたが
 好きなカメラマンを選び病院を辞めて 今では滴のヒモのような生活をしている
 妊娠8カ月頃自分が死んだ後の事を考え 良介にチャンと働いて家計を支えてもらおうと
 病院を退職する そこに離島で3ヶ月間撮影で過ごす仕事が入り 出産真近なこともあって
 嫌がる良介に仕事を受けさせる そしてだんだん発癌症状が左胸に現れてくるようになった
 そして男の子を出産する 良介が島の撮影から戻り息子の名前を{「瞬太」と名付ける
 暫くして赤ちゃんが発熱して滴は出産した病院にかけつけるが大した事はなかったが 滴の
 左胸の症状を見た産婦人科の担当女医が滴が癌であることを見抜く 出産後にも関わらず
 滴は入院しての治療を拒否する
 18年後大きくなった瞬太は診療所を開設した良介と離島にいた 息子は大学に無事合格
 したのだった 出産後どれほど生きたかは分からないが 当然滴は亡くなっている

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