最初から 口先だけの スローガン

安倍総理といえば総裁選からスローガンに掲げた　
「美しい国づくり」　目指すと　のたまわっていたが
美しい国の中味は一度も語られたことは無かった
中味の無いスローガンなど　言葉のお遊びでしかない
国民を馬鹿にするのもはなはだしい限りである

毎日新聞によれば
安倍首相が参院選後　政権の看板に掲げていた「美しい国づくり」を口にしなくなった
選挙中から「何を言いたいのか分からない」などと評判が悪く
結果として自民党を惨敗に導いたためだ　首相は「美しい国」のスローガンは降ろさず
生活密着型の政策を加える修正で局面転換を図ろうとしている
「美しい国」は　参院選を戦う自民候補からも「ばかにされた気がする」とまで酷評された
「生活が第一」と訴える民主党に対し　首相の訴える理念は
あまりにも国民意識からずれているという苛立ちでもあった
首相が定義する「美しい国」は
（１）文化　伝統を大切にする　（２）自由な社会を基本とする
（３）未来へ向かって成長するエネルギーを持つ
（４）世界に信頼される－－ような国（昨年９月の所信表明演説）
それを踏まえ　「教育再生」諸政策や憲法改正に向けた国民投票法制定などを手がけたが
多くは野党の反対を押し切って実現させた
参院選で敗北しても　首相は「改革の方向性は否定されたとは思えない」と主張している
しかし　選挙結果は無視できず　自らの政治理念を通すためにも
「美しい国」を生活型に修正する必要があると判断したようだ
政府の「美しい国づくりプロジェクト」担当の世耕首相補佐官も
「生活の視点に立った美しい国とは何かを考えた軌道修正が必要だ」と指摘する
現在　首相官邸で同プロジェクトに寄せられた約３５００件の提言を参考に
修正が検討されており　内閣改造時などに首相が表明する方向だ
という記事である

国民を馬鹿にした話しだ　始めにスローガンありきで
最初から中味など無かったことを露呈している
上記の所信表明演説が中味らしいが　どこに「美しい国」があるのか
（１）文化　伝統を大切にする－－右傾化を促進し軍事国家を目指す
（２）自由な社会を基本とする－－ろくに議論をすることなく自分の法案を通し実績と叫ぶ
（３）未来へ・・・　－－企業を優先し改革と称し国民にだけ痛みを押し付け格差拡大
（４）世界に信頼される－－アメリカの言いなりで黙って従い　世界中から馬鹿にされる
しかもプロジェクトを作って今頃検討しているというから　呆れるばかり
「生活の視点に立った・・」　というが　そもそも政策とは国民の生活を守り豊かにするものだ
それ以外の政策などは意味の無いもので　無用の物であり時間の無駄　税金の無駄遣い
それが選挙に惨敗するまで気が付かないとは　いかに安倍総理の感覚が
一般庶民からかけ離れたものか　よく分かる
所詮はお坊ちゃんの右翼信仰一家の３代目議員にほかならない
記者団の質問に答えるときの視線も　カメラ目線から記者目線に変えたり
目先をいろいろ取り繕ってはいても　所詮は首相の器ではないのだ

ところで　どうでもいいことなのですが　８／１４のブログ記事
「Ｇａｃｋｔが　怒って叫ぶ　ＣＰＵ野郎！」　に驚くほどのアクセスを頂きました
昨日　「笑っていいとも増刊号」　を見ていたら　記述にいくつか間違いがありました
「はげ嵐」　ではなく　「はげながれ」　でした
「ＫＹだね～」は「風が読めない」　ではなく　「空気が読めネ～」　でした
「ＣＰＵ野郎！」　ではなく　「このＣＰＵ」　でした
訂正し深くお詫び申し上げます

コメント 2

昨日の記事の、原監督から安倍首相に話が変わるところは笑えました。
リーダーのあるべき姿というか、理想像というのは、どの世界（業種や職種）にも当てはまることなんですよね。

小池防相ですが、私も、テレビ映りとか絵面（えづら）ばかり気にする彼女のことは、私並みにアホだなと思います（笑）
神経を使うところがズレまくってますね。
‘Gacktさん’に「ＣＰＵ！」って呼んでもらいましょうか。
小池さんは‘ＣＰＵ’ではなくて、‘ＯＰＵ’だと思いますが・・・。
失礼しました。
by ダヨーン (2007-08-20 15:44) 

それにしても小池大臣って厚化粧ですね　化粧に時間を費やしていて防衛大臣が務まるのでしょうか　一大事が起きたとき素顔で出てきたら　小池大臣と分かるのでしょうか　とても心配です　でも　「大きい　パンツの　ウンチおばさん」　と叫んで　少しはウサでも晴らしましょうか　
by kobakoba (2007-08-21 08:05)