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痛み分け 不能を露呈 安倍政権 [ニュース・記事]

すったもんだの泥沼状態だった防衛省の事務次官人事問題
これ以上マスコミの餌食にされてはイメージが悪くなると
官邸が動いて決着した
守屋現事務次官は退任し 後任には旧防衛庁生え抜きの増田人事局長が決まった
マスコミは守屋事務次官を退任させた小池防衛相と
小池氏が押した西川官房長ではなく 生え抜きを後任に決めた守屋氏とを
「痛み分け」と表現し ある評論家は「小池大臣の判定勝 守屋氏退任で目的を果たした」という

そうだろうか?
私は圧倒的に守屋氏の勝利だと思う
もともと守屋氏5年目の事務次官に執着していたわけではなく 退任するつもりで居たから
退任させられても 痛くも痒くもない
逆に小池防衛相は次期内閣でも防衛相留任を前提として独断で人事に動き
関係者に根回しすることなく 勝手に新聞社にリークして既成事実を作ろうとした
このことで 防衛省の組織と人脈を把握していないことを露呈
塩崎官房長官との不仲を露呈(事前に何の相談もしなかったため 塩崎怒り狂う)
守屋氏の4年間の実績とワンマンぶりも露呈
安倍総理の指導力の無さを改めて露呈
防衛省内部に人事を巡り亀裂を生じさせたことが露呈
結果的に安倍政権にダメージを与えただけになり
テロ特措法問題を抱えて 小池防衛相の留任は危機的状況

これだけの客観的事実を積み上げても 「痛み分け」 だろうか
どう見たって小池防衛相と安倍政権に与えたダメージの方が大きい
ダメージを少なくしようと官邸が動いたことでも それは分かる
しかもこの問題は守屋現事務次官が仕掛けたものではない
小池防衛相の無知・無恥・無謀がなさせた所業の結果である
早い話がいつもの通りで
お友達ばかりを人選する安倍総理の 「人を見る目が無い」 が原因で
因果応報 というばかりである


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