怒心頭 社保庁職員 年金着服

社会保険庁職員のでたらめな職務ぶりには何度も呆れさせられ
今もその怠慢ぶりは改められることなく続けられてるのだが
遂にというべきか　やっと発表されたのか　というのが
今回の社会保険庁職員による　年金保険料の着服問題である
しかも大半が幹部職員による犯罪で　今回は一部の発覚の可能性すらあるという

毎日新聞によれば
社会保険庁職員らが年金保険料などを着服・不正受給した事案が
９５～０６年に少なくとも２４件発覚し　総額約１億３２９１万円に上ることが分かった
預かった国民年金保険料を着服する手口が目立つが
納付記録の水増しなどオンラインシステムを悪用したものもあった
公表や刑事告発をしなかったケースも多く　表面化しなかった事案もあるとみられる
総務省の年金記録問題検証委員会は　着服事案の全容解明のため調査を進める
社保庁や各社会保険事務局などによると　着服総額は計約３１８４万円
不正受給額は計約１億１０７万円に上る　不正行為をした２４人のうち
課長や次長ら管理職　専門官らが１８人と４分の３を占めた
２１人は懲戒免職　２人は依願退職　１人は退職後に着服が発覚した（その後刑事告発）
同庁は　一部の着服が国会で問題化した９９年までは
会計検査院への報告や刑事告発をほとんどしていなかった
このため　表面化していない事案もあるとみられる
同庁の職員課長は
「被害額はほぼ返納されており　職員の将来への配慮もあったかもしれない
　９９年以降　表面化していない着服などがあったとは考えたくない」　と話している
年金問題には　５０００万件に上る　「宙に浮いた年金」　に加えて　「消えた年金」　がある
前者は記録はあるが被保険者が特定できないものだが
後者は　年金保険料の納付データがオンライン上も台帳にも残っていないという
最も深刻な記録漏れだ　今回明らかになった社会保険庁職員による
着服・不正受給は　「消えた年金」　の一因とみられ　実態解明は急務だ
という記事である（抜粋）

職員課長の弁が社会保険庁の体質を如実に物語っている
被害額はほぼ返納されているから　別に職員の着服・不正受給は問題ない
国民の将来の年金生活よりも　職員の将来への配慮が　優先され
９９年以降の着服は無いことを希望する　という非常に安易な希望的態度であり
絶対に再発させない　再発させない監視体制とシステムを作る　という確固たる態度はみえない
今度の選挙で社会保険庁職員は一致団結し
身内の民主党候補に５０万票を集票させ　１位当選させたという
民主党の皆さん　ダメなものはダメです
追求すべきものは　追及すべきです　断じて妥協してはなりません
必要ならば１人くらいは離党させてもよいのです
１人のために　国民全部を敵に回すような愚は　絶対に犯してはなりません

２日前のブログで　国民の真意が分からない　と書き込みましたが
何と　自民党のお友達である　ＦＮＮ（フジニュースネットワーク）のアンケート調査によると
ほぼ私の短絡的感覚に近い　結果がでました
産経新聞によると
ＦＮＮが参院選直後の７月３１日から８月１日にかけて実施した
「政治に関する世論調査」　によると
安倍内閣の支持率は　２２％　と内閣発足から最低記録を更新した
支持しないとの回答も６４．８％と　初めて６０％を突破した
５６％が安倍首相に対して衆院解散　総選挙を望んでおり
安倍首相が年内に退陣するとの見方も　半数を超え
続投を表明した安倍首相は　厳しい数字を突きつけられた
という記事である

それにしても各メディアで行うアンケート調査には　差がありすぎて
どのアンケートが本当の国民の声を反映しているのか　分からない
アンケートの質問の設問の仕方にもあるのだろうが
どこまで　民意を操作しているのだろうか　各メディアは
これだから　大メディアは信用できない